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小澤 京子

 
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研究者氏名小澤 京子
 
オザワ キヨウコ
URLhttp://baby-alone.web.wox.cc/
所属和洋女子大学
部署人文学群 日本文学文化学類
職名教授
学位博士(学術)(東京大学)
科研費研究者番号40613881
J-Global ID200901006829544713

研究キーワード

 
イメージ分析 ,啓蒙主義時代 ,都市と建築の表象 ,身体の表象 ,表象文化論 ,美学 ,美術史

研究分野

 
  • 人文・社会 / 思想史 / 
  • 人文・社会 / 美術史 / 
  • 人文・社会 / 芸術実践論 / 
  • 人文・社会 / 美学、芸術論 / 

経歴

 
2022年4月
 - 
現在
和洋女子大学 人文学部 学部長 
 
2021年4月
 - 
現在
和洋女子大学 人文学部 日本文学文化学科 教授 
 
2019年9月
 - 
現在
武蔵大学 人文学部 非常勤講師 
 
2018年4月
 - 
2021年3月
和洋女子大学 人文学部 日本文学文化学科 文化芸術専攻 准教授 
 
2015年4月
 - 
2018年3月
和洋女子大学 人文学群 日本文学文化学類 文化芸術専修 准教授 
 

学歴

 
2004年4月
 - 
2011年3月
東京大学 大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻 表象文化論コース 博士課程 修了
 
2007年10月
 - 
2008年10月
ブルゴーニュ大学 Sciences humaines, monde moderne et contemporain, Master 2 美術史 修了
 
2002年4月
 - 
2004年3月
東京大学 総合文化研究科 超域文化科学専攻 表象文化論コース 修士課程 修了
 
1995年4月
 - 
1999年3月
東京大学 法学部 第2類(公法コース) 卒業
 

受賞

 
2017年7月
東京大学, 東京大学学術成果刊行助成(現・東京大学而立賞),著作『ユートピア都市の書法』に対して
小澤京子 
 
2012年3月
表象文化論学会, 奨励賞,著作『都市の解剖学』に対して
小澤京子 
 

書籍等出版物

 
 
蘆田裕史, 藤嶋陽子, 宮脇千絵編(担当:分担執筆, 範囲:「第1部 理論編 7. 身体」94-106ページ)
フィルムアート社   2022年3月   (ISBN:9784845921096)
 
渋谷哲也(担当:分担執筆, 範囲:ストローブ=ユイレ、量塊的映画(69-94ページ))
森話社   2018年1月   (ISBN:9784864051255)   
「文学・音楽・演劇・美術・歴史・思想・政治など、広範なモチーフを作品に取り入れながら、なお「映画」でしかありえない特異な演出法において極北の存在である映画作家ジャン=マリー・ストローブとダニエル・ユイレ。多言語を駆使し、説明性を排除した難解さゆえ、ときに観客を尻込みさせる彼らの作品を、その背景や原作との関係から多角的に読み解く」。(出版社サイトより)
小澤担当部分では、ストローブ=ユイレの映像における「場所」や「空間描写(テクストから映像への翻訳に際して、その何が変容するのか)」の特異性を...
 
小澤京子(担当:単著, 範囲:総ページ数288ページ)
法政大学出版局   2017年7月   (ISBN:9784588786099)   
ルドゥの建築と都市をめぐる構想は、「文字」と「言語」、「語り」についての方法論の模索でもあった。幻視的や奇矯といった形容とともに《呪われた建築家》とされてきた従来の像を刷新し、その特異性の本質を明らかにする。建築の起源としての幾何学性志向、都市構想と性愛、性的建築と身体管理、書物の構造が出来させる仮構的な都市空間──。新たな言語創造者による「都市の書法」の追究とともに、時代の認識と欲望のあり方を炙り出す。
 
神奈川大学人文学研究所編, 熊谷謙介編著(担当:分担執筆, 範囲:「瞬間と持続、暴力と審美化の間で:リスボン大震災からフランス革命にいたる時期の廃墟イメージ」80-111ページ)
青弓社   2017年3月   (ISBN:9784787234124)   
 
五十嵐太郎編(担当:分担執筆, 範囲:32-35、90-91、96-99、136ページ)
エクスナレッジ   2015年10月   (ISBN:9784767820637)   

論文

 
 
小澤京子   
武蔵大学人文学会雑誌   55(2) 303-319   2024年3月   [招待有り]
 
小澤京子   
講談社「攻殻機動隊」グローバルサイト内「攻殻機動隊 M.M.A. - Messed Mesh Ambitions」      2024年2月   [招待有り]
 
小澤京子   
Fashion Talks…(京都服飾文化研究財団研究誌)   (15) 6-13   2023年11月   [招待有り]
 
小澤京子   
現代思想(10月臨時増刊号)   51(13) 51-59   2023年10月   [招待有り]
 
小澤京子   
和洋女子大学紀要   (64) 13-27   2023年3月   [査読有り]

講演・口頭発表等

 
 
小澤京子   
表象文化論学会第12回大会、アーツ前橋他   2017年7月2日   表象文化論学会   
啓蒙主義時代のフランスでは、建築の形態と分類をめぐる言説が、類似関係に基づくものから、体系的な分類学を志向するものへと、次第にしかしラディカルに変移していく。この移行は、自然史におけるアナロジーから分類学へという動向とも一致する。 発表者はすでに、フランス革命期の建築家ルドゥの建築思想と同時代の観相学との間に共通の発想があることを明らかにした。本発表では、18世紀半ばから19世紀初頭のフランスで執筆・刊行された建築書(J.F.ブロンデル、ブレ、ルドゥ、カトルメール・ド・カンシー、J. N....
 
鈴木了二   小澤京子   戸田穣   
『建築雑誌』2017年7月号(132巻1700号)特集「建築は記念する」公開対談   2017年4月21日   日本建築学会 会誌編集委員会   [招待有り]
本対談は、日本建築学会『建築雑誌』2017年7月号「建築は記念する」のための公開対談です。
モニュメント(monument)という言葉があります。一般には「記念碑」「記念物」と訳されますが、建築の場合にはとくに「記念的建造物」の語が用いられることもあります。« monument » は、ラテン語の動詞 « moneō » に由来する名詞 « monumentum » が語源で、「思い起こすこと」を語義としています。なにかのできごとが将来において思い起こされるために建立されるオブジェがモニュ...
 
小澤京子   
第20回国際美学会   2016年7月29日   国際美学会   
In Japanese literature written in the early Showa period (1920–1930), fantasies and the surreal events began to occur late at night in the middle of Japan’s modern cities, especially Tokyo. This was clearly contrasting the fantastic novels of prec...
 
長尾重武   岡田哲史   横手義洋   小澤京子   
長尾重武先生『ピラネージ《牢獄》論:描かれた幻想の迷宮』出版記念会 ミニシンポジウム(武蔵野美術大学)   2015年11月3日   [招待有り]
 
小澤京子   
ユートピア研究会主催・東京大学 大学院工学系研究科 加藤耕一研究室協力   2015年7月11日   
根岸競馬場跡の廃墟でロケを行なった『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』(1984年)、廃工場を舞台背景とした東京グランギニョルやBIS-SEAL-PISHOPの演劇(1985-87年)、取り壊し中の建築物を写し出す宮本隆司『建築の黙示録』(初版1988年)など、1980年代日本の、主としてサブカルチャーの領域に現れ出た「スクラップと廃工場」というイメージの系譜を探る。

MISC

 
 
小澤京子   
和洋女子大学紀要   65 211-223   2024年3月   
フランス18世紀の哲学者ドゥニ・ディドロは、啓蒙主義の思想家として、『百科全書』の編纂者として知られているが、また美術論や演劇論も執筆し、さらに当時の王立絵画彫刻アカデミーによる展覧会「サロン」の批評も手がけた。これは、近代的な芸術批評の嚆矢であり、また市民階級に属する鑑賞者が芸術へと向けた新しい視点を示すものである。しかし、彼の「サロン評」には、いまだ体系的な邦訳が存在していない。本稿では、1759年から81年まで9回にわたり『文芸通信(Correspondance littéraire...
 
小澤京子   佐藤淳一   間淵洋子   吉井美弥子   松崎夏実   吉山さやか   小堀洋平   梅山聡   小野真嗣   
和洋女子大学紀要   65 317-334   2024年3月   
本教育振興プログラムは、日本文学文化学科の核である「文学、芸術、文化」を軸に、学生たちが表現や創作を通じて地域社会に参画し、協働・連携関係を築くための教育スキームの開発と実施を目的としていた。さらに、地域社会の発展と課題の発見・解決に資する企画立案とその実践を、学生主導で遂行することを通して、従来、日本文学文化学科の各専攻・各教員がこれまで個別に実施してきた活動を、統一的な理念と目的に基づいた総合的な制度に整備するためのものでもあった。
本稿では、本教育振興プログラムの目的と概要及びプログ...
 
小澤京子   
同時代   (4(8)) 87-94   2023年10月   
 
小澤京子   
ねむらない樹   (9) 124-126   2022年8月   [招待有り]
 
小澤京子   
『群像』2022年9月号   77(9) 296-296   2022年8月   [招待有り]

担当経験のある科目(授業)

 
2020年4月
 - 
現在
基礎ゼミ (和洋女子大学)
2019年9月
 - 
現在
ヨーロッパ建築史(旧カリキュラム:比較建築空間論) (武蔵大学)
2019年4月
 - 
現在
文学セミナー 解釈理論 (和洋女子大学)
2019年4月
 - 
現在
アカデミック・リーディング (和洋女子大学)
2019年4月
 - 
現在
表現特殊演習II(プレゼミ) (和洋女子大学)

委員歴

 
2018年7月
 - 
現在
表象文化論学会  理事
 
2016年7月
 - 
2022年7月
表象文化論学会  編集委員(2018年7月-2020年6月:委員長)
 
2010年
 - 
2014年
表象文化論学会  広報委員
 
2011年2月
 - 
2012年2月
日仏美術学会  実行委員
 

所属学協会

 
2015年4月
 - 
現在
和洋女子大学 日本文学文化学会
2009年
   
 
日仏美術学会
2006年
   
 
表象文化論学会
2003年
   
 
美学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

 
 
研究期間: 2022年4月 - 2026年3月
 
現代社会における〈毒〉の重要性京都大学 こころの未来研究センター こころの豊かさ研究部門(寄附講座等)(連携研究者)
吉岡 洋 
研究期間: 2018年4月 - 2022年3月
 
研究期間: 2018年4月 - 2021年3月
 
1780-1830年代のフランスの都市構想における「流れ」の概念について
文部科学省: 科学研究費補助金(若手研究B): 
小澤京子 
研究期間: 2014年4月 - 2016年3月
 
博士論文「ユートピア都市の書法」刊行(法政大学出版局)への助成
東京大学: 東京大学学術成果刊行助成
小澤京子 
研究期間: 2016年 - 2016年

社会貢献活動

 
 
【その他】
大学コンソーシアム市川産官学連携プラットフォーム協議会 2022年10月1日 - 2024年9月30日
 
【司会,インタビュアー】
和洋女子大学 (和洋女子大学/オンライン(Zoom)) 2023年2月13日
 
【講師】
八千代松陰高等学校・中学校(美術部) (八千代松陰高等学校) 2022年8月5日
 
【出演】
市川市文化交流施設「市本」 市本ブックバトン(インスタライブ) 2022年6月10日
 
【講師】
和洋女子大学 和洋女子大学公開講座(九段フォーラム) 2016年11月