常深 祐一郎   服部 尚子   金子 健彦   
日本医真菌学会総会プログラム・抄録集 52(0) 130-130 2008年
背景:趾爪白癬に対するイトラコナゾールパルス療法(以下、パルス療法)では、400mg/dayを1週間内服、3週間休薬を3回繰り返す(これを1サイクルと定義する)。この方法でパルス療法開始6ヶ月後には約80%の高い有効率が得られる。しかし、全例で混濁比が完全に0に至るわけではなく、途中で混濁比の減少が停止する症例もある。目的・方法:趾爪白癬に対し、パルス療法を1サイクル施行し、6ヶ月以上経過したのち、2か月連続して混濁比の減少が停止した症例に2サイクル目を行い、再び混濁比が減少するかを検討す...