小林 仁美   金子 健彦   多賀 昌樹   
栄養学雑誌 77(4) 77-84 2019年8月 [査読有り]
【目的】月経前症候群(PMS)の発現には様々な因子が関連しており、これまでに睡眠時間や栄養素摂取、欠食の有無、やせや肥満、運動習慣などとの関連が報告されている。食物には様々な栄養素が含まれていること、時代と共に食事内容は変化することを考えると、食事を選択する際の意識・傾向を含め、継続的、多角的な視点でPMS症状との関連を解析する必要がある。そこで本研究では、女子大学生を対象にPMS症状と食生活習慣の関連について検討することを目的とした。【方法】52名の女子大学生を対象とし、PMS症状に関す...