研究者業績

鈴木 朋子

スズキ トモコ  (Tomoko Suzuki)

基本情報

所属
大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授
学位
博士(人間科学)(2005年3月 神戸女学院大学)

researchmap会員ID
B000353459

委員歴

 3

論文

 16

書籍等出版物

 11
  • 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他)
    医歯薬出版株式会社(東京) 2024年9月 (ISBN: 9784263705384)
    管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(坂本達昭, 井上広子, 早見直美, 編).第5版は大幅改訂された.第3章「栄養カウンセリング(35-54頁)」,第4章の食環境づくりと栄養教育「組織づくり,地域づくりへの展開(61-64頁)」を担当した.
  • 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:個人の要因に焦点を当てた理論,概念と技法)
    医歯薬出版株式会社(東京) 2022年3月 (ISBN: 9784263720325)
    栄養教育論分野に関するテキストである(武見ゆかり,赤松利恵,編).第3章「行動科学の理論とモデル」の第3節を分担執筆した.ヘルスビリーフモデル,トランスセオレティカルモデル,計画的行動理論,意思決定バランス,目標宣言・行動契約について概説した.
  • 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他)
    医歯薬出版株式会社(東京) 2020年3月 (ISBN: 9784263707913)
    管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(春木敏,長島万弓,坂本達昭,編).第4版は大幅改訂された.第3章「栄養カウンセリング(33-52頁)」,第4章の食環境づくりと栄養教育「組織づくり,地域づくりへの展開(58-60頁)」,付録「栄養相談事例(214-217頁)」を担当した.
  • 鈴木朋子, 丸島令子, 春木敏 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他)
    医歯薬出版株式会社(東京) 2014年3月
    管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(春木敏,編).第3版は大幅改訂された.第3章の行動科学理論と栄養教育で「集団や社会の行動変容に関する理論の適用(46-47頁)」を,第4章の栄養カウンセリングで「①カウンセリングの基本,②栄養カウンセリングの特徴と基本姿勢について(49-60頁)」「③栄養カウンセリングの実際(60-71頁)」を,第5章の食環境づくりと栄養教育「②組織づくり,地域づくりへの展開(80-82頁)」を担当した.
  • 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養教育に関わる理論・モデルとその活用(一部分))
    医歯薬出版株式会社(東京) 2013年4月
    管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(武見ゆかり,赤松利恵,編).第2章「栄養教育に関わる理論・モデルとその活用」の一部を分担執筆した.担当箇所は,①行動科学と栄養教育,②オペラント学習理論,S-R理論,③ヘルスビリーフモデル,④合理的行動理論/計画的行動理論,⑤トランスセオレティカルモデルで,理論モデルの概説と実践の視点からとりまとめた.
  • 鈴木朋子, 八木典子 (担当:分担執筆, 範囲:公衆栄養プログラム計画の概要、他)
    朝倉書店(東京) 2011年3月
    管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(早川史子,八木典子,編).第7章「公衆栄養プログラム計画の概要」および第8章「公衆栄養プログラム計画の実際」を分担執筆した.第7章は計画の概要として,①計画策定,②目標設定,③基準値・予測値の決定と目標設定について概観した(93-99頁).第8章は計画の実際として,①実際的手順,②運営面のアセスメント,③政策面のアセスメント,④計画書の作成について,実務的な視点からとりまとめた(100-106頁).
  • 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:食行動変容と栄養教育(一部分))
    朝倉書店(東京) 2010年3月
    管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(田中敬子,前田佳予子,編).第2章「食行動変容と栄養教育」のうち、①行動の変容と行動科学,②個人態度と行動変容に関する理論の応用,③個人間の態度と行動変容に関する理論の応用を分担執筆した.行動科学理論とその栄養教育への活用についてとりまとめた.
  • 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:生活習慣の現状―喫煙)
    南江堂(東京) 2010年2月
    管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(田中平三,編).第7章「生活習慣の現状」のうち「4.喫煙」を分担執筆した.内容は,①喫煙の現状,②喫煙の健康影響と社会的問題,③喫煙対策についてとりまとめた.
  • 鈴木朋子, 山本國夫, 徳永勝人 (担当:分担執筆, 範囲:摂食障害)
    南山堂(東京) 2009年9月
    日本臨床栄養学会テキストブック編集委員会が編纂した書籍である.第16章「精神疾患の臨床栄養医学」のうち「D.摂食障害」を分担執筆した.概要は,摂食障害について病態の把握,疫学と予後,治療について概観し,とりわけ栄養学的支援として,対象者の行動変容を導くという栄養カウンセリングに焦点を置きとりまとめた.
  • 鈴木朋子, 丸島令子, 春木敏 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング)
    医歯薬出版株式会社(東京) 2006年6月
    管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(春木敏,編).担当は,基礎理論編,第6章「栄養カウンセリング」であった.前半は理論編で①カウンセリングの理論と方法,②カウンセリングの栄養教育への適用について(89-102頁),後半は③栄養教育におけるカウンセリングの実践についてであった(102-113頁).
  • 増居志津子, 野津有司, 木下朋子, 中村正和 (担当:共著, 範囲:通信教育「禁煙コンテスト」プログラム、他)
    法研(東京) 2002年5月
    禁煙のグループ学習および通信教育に関する実践者向けのマニュアルである(中村正和,大島明,編).主に通信教育「禁煙コンテスト」プログラムの概要と実施方法の執筆(134-157頁)と,実施事例,諸外国での取り組みの情報収集(172-175,192-193頁)を担当した.また同プログラムの効果評価に関する検討を行った.

講演・口頭発表等

 36

所属学協会

 5

Works(作品等)

 7
  • 鈴木朋子
    2019年4月 - 2022年3月 その他
    「健康教室・がんを知る」のページの一部で、学生と協働で開発した「食教育カルタ」(「あ」~「わ」まで全44枚)を基礎とした、新聞紙面を活用した情報発信を行った。内容は、カルタ札に関連する栄養学的根拠の解説および、カルタ札に込められた学生の思いをコラムとして伝えた。 2019年4月から2022年3月の期間に、全34回掲載。
  • 鈴木朋子
    2021年5月 その他
    著書「やってみようテキストマイニング増訂版―自由回答アンケート分析に挑戦!―」(牛澤賢二,著,朝倉書店,2021年5月)の第7章「テキストマイニングの事例」「7.1 食育授業を可視化する」に寄稿した。内容は、著者が卒業研究ゼミ学生と行った高校生を対象とした食育授業について、授業後アンケートをテキストマイニングを活用して分析し、とりまとめたものであった(p.p.114-120)。
  • 大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室
    2021年3月 教材
    若年者を対象にたばこを吸い始めない防煙と他者のたばこの煙の影響を受けない受動喫煙防止の必要性について考えを促すことをねらいとした教育ツールである.全18枚の札で構成されている. 卒業研究ゼミ(2021年度)の学生との共同開発である(制作:大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室).
  • 井岡亜希子, 鈴木朋子
    2017年1月 - 2019年3月 その他
    学生と協働で開発した「がんカルタ」(「あ」~「わ」まで全44枚)を基礎とした、新聞紙面を活用した情報発信を行った。内容は、カルタ札に関連するがん対策の解説(担当:井岡)および、カルタ札に込められた学生の思い(担当:鈴木)をコラムとして伝えた。 2017年1月から2019年3月の期間に、全27回掲載。
  • 大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室
    2017年3月 教材
    栄養教育教材「食事バランスガイド」(厚生労働省・農林水産省, 2005)が推奨する食事の摂取の普及をねらいとした教材である.小グループでカルタ札を題材に,気軽に意見交換ができることをねらいとしたアクティブラーニングのツールである. 卒業研究ゼミ(2014~2016年度)との共同開発である(制作:大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室).

教育方法の実践例

 2
  • 件名
    個別栄養教育面接・実習プログラム
    年月日(From)
    2010/04
    概要
    小グループでの個別面接実習プログラムを考案し、栄養教育論実習の中で実践、改良を図っている。グループは、管理栄養士役、学習者役、観察者役で構成され、内容は、相互実践、相互観察、相互評価、グループ討議、全体討議で構成される。グループ内で、全員が順番に全ての役割を体験することを特徴とし、講義科目で学んだ理論の実践的な学びの場と位置付けている。
  • 件名
    集団栄養教育マネジメント・実習プログラム
    年月日(From)
    2010/04
    概要
    小グループでの集団栄養教育プログラムの立案を行う実習プログラムを考案し、栄養教育論実習の中で実践、改良を図っている。クラス内で、グループ毎に、異なるライフステージを担当し、プログラムの企画・立案を行う。アクティブラーニングの技法であるジグソー法を活用し、他のライフステージを担当したメンバーとの討議を通して、改善方法を検討する。学生間の相互評価を活用し、栄養教育プログラムのブラッシュアップを図ることが特徴である。他のグループが作成した計画に対する評価や討議を通して、全てのライフステージについても学ぶことができる。

作成した教科書

 6
  • 件名
    エッセンシャル栄養教育論ー第4版ー
    年月日(From)
    2020/03
    概要
    分担執筆:栄養カウンセリング、他を担当
  • 件名
    管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠 第7巻 栄養教育論 理論と実践
    年月日(From)
    2013/04
    概要
    分担執筆:栄養教育に関わる理論・モデルとその活用の一部を担当
  • 件名
    公衆栄養学(テキスト食物と健康科学シリーズ)
    年月日(From)
    2011/03
    概要
    分担執筆:公衆栄養プログラムの計画の概要、他を担当
  • 件名
    栄養教育論(テキスト食物と健康科学シリーズ)
    年月日(From)
    2010/03
    概要
    分担執筆:食行動変容と栄養教育の一部を担当
  • 件名
    これからの公衆衛生学―社会・環境と健康
    年月日(From)
    2010/02
    概要
    分担執筆:喫煙を担当
  • 件名
    エッセンシャル栄養教育論
    年月日(From)
    2006/06
    概要
    分担執筆:栄養カウンセリングを担当

教育上の能力に関する大学等の評価

 1
  • 件名
    授業評価について
    年月日(From)
    2010/04
    年月日(To)
    2021/10
    概要
    大阪樟蔭女子大学学芸学部(平成27年度から健康栄養学部に変更)健康栄養学科では,栄養士・管理栄養士養成課程の学生を対象とした専門科目を担当している.授業評価 講義科目「栄養教育論A」「栄養教育論C」では,授業に意欲的に取り組み内容やテーマに興味・関心をもてたと評価する者が大半であったが、そうでないという評価もみられた.実習系科目「栄養教育論実習」も講義科目と同様の評価であったが、専門的な実践に繋がる授業構成になるよう熟慮した.

その他(教育上の能力)

 3
  • 件名
    東京大学総合教育研究センター「インタラクティブ・ティーチング オンライン・セッション」修了
    年月日(From)
    2015/11
    年月日(To)
    2016/02
    概要
    gacco The Japan MOOC(株式会社ドコモgaccoが運営)で提供されていた8週間のオンラインセッションであった.各週の理解度チェック・最終レポート課題に合格し修了が認定された.
  • 件名
    東京大学総合教育研究センター「インタラクティブ・ティーチング リアル・セッション(反転授業)」修了
    年月日(From)
    2016/08/20
    年月日(To)
    2016/08/22
    概要
    インタラクティブな学びを促す教育力の向上を目指したプログラム.総時間数:60時間.本プログラムは,オンラインセッションの修了者を対象に募集された3日間の研修であった.受講資格はオンラインセッションを一定以上の成績で終了し,事前課題の合格者であった。
  • 件名
    大阪府立大学高専ティーチング・ポートフォリオ研究会「ティーチング・ポートフォリオ作成ワークショップ」修了
    年月日(From)
    2019/09/10
    年月日(To)
    2019/09/12
    概要
    教育業績記録(ティーチング・ポートフォリオ)を作成した。

資格・免許

 2
  • 件名
    栄養士免許取得
    年月日
    1995/03
  • 件名
    管理栄養士登録
    年月日
    1995/07

実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績)

 1
  • 件名
    がんの一次予防に関する教育実践活動経験について
    年月日(From)
    1997/04
    年月日(To)
    2001/03
    概要
    がんの一次予防に関する教育実践活動(喫煙対策、学校・地域・家庭が連携した食教育、等)、その評価研究、禁煙クリニックカウンセラー、指導者研修会の企画・運営等に携わった。