研究者検索結果一覧 鈴木 朋子 鈴木 朋子スズキ トモコ (Tomoko Suzuki) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授学位博士(人間科学)(2005年3月 神戸女学院大学)researchmap会員IDB000353459 研究キーワード 1 栄養教育、摂食症栄養教育、健康教育、禁煙教育、がん対策教育 研究分野 1 ライフサイエンス / 栄養学、健康科学 / 栄養教育、健康教育 経歴 5 2018年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学大学院 大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻 教授 2018年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授 2015年4月 - 2018年3月 大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 准教授 2010年4月 - 2018年3月 大阪樟蔭女子大学大学院 大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻 准教授 2010年4月 - 2015年3月 大阪樟蔭女子大学 学芸学部 健康栄養学科 准教授 学歴 1 2001年4月 - 2004年3月 神戸女学院大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程人間科学専攻 委員歴 3 2020年10月 - 現在 日本摂食障害学会 評議員 2016年8月 - 現在 日本摂食障害協会 参与 2008年11月 - 現在 日本栄養改善学会 評議員 論文 16 高校生を対象としたオンデマンド動画配信による栄養教育プログラムの開発とその評価 鈴木 朋子, 田上 成美 大阪樟蔭女子大学 研究紀要 第15巻 156-165 2025年1月 若年女性のニーズを考慮した受動喫煙の防止のため の健康教育教材の開発 鈴木朋子 大阪樟蔭女子大学研究紀要 第13巻 261-270 2023年1月 従業員食堂における健康づくり活動の評価 鈴木 朋子, 田上 成美, 山下 晶子 大阪樟蔭女子大学研究紀要 第12巻 247-254 2022年1月 専門職研修におけるカルタ教材作成ワークショップ の試み : がんカルタを活用して発達障害カルタを 作成する 鈴木 朋子, 武久 千夏 大阪樟蔭女子大学研究紀要 第11巻 181-186 2021年1月 子どもを対象としたがん教育に関する意識の検討 : がん征圧市民イベント参加者と市民イベント参加者 の比較から 鈴木 朋子 大阪樟蔭女子大学研究紀要 第10巻 239-244 2020年1月 もっとみる MISC 1 令和4 年度 東大阪市地域研究助成金「地域におけるたばこ問題の解決に向けた ネットワークづくりのための情報収集」報告書 鈴木朋子, 高橋裕子, 田上成美, 大橋美和子 2023年3月 書籍等出版物 11 エッセンシャル栄養教育論ー第5版ー 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他) 医歯薬出版株式会社(東京) 2024年9月 (ISBN: 9784263705384) 管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(坂本達昭, 井上広子, 早見直美, 編).第5版は大幅改訂された.第3章「栄養カウンセリング(35-54頁)」,第4章の食環境づくりと栄養教育「組織づくり,地域づくりへの展開(61-64頁)」を担当した. 管理栄養士養成のための栄養学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 第5巻 人間の行動変容に関する基本 効果的な栄養教育のための理論とモデル 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:個人の要因に焦点を当てた理論,概念と技法) 医歯薬出版株式会社(東京) 2022年3月 (ISBN: 9784263720325) 栄養教育論分野に関するテキストである(武見ゆかり,赤松利恵,編).第3章「行動科学の理論とモデル」の第3節を分担執筆した.ヘルスビリーフモデル,トランスセオレティカルモデル,計画的行動理論,意思決定バランス,目標宣言・行動契約について概説した. エッセンシャル栄養教育論ー第4版ー 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他) 医歯薬出版株式会社(東京) 2020年3月 (ISBN: 9784263707913) 管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(春木敏,長島万弓,坂本達昭,編).第4版は大幅改訂された.第3章「栄養カウンセリング(33-52頁)」,第4章の食環境づくりと栄養教育「組織づくり,地域づくりへの展開(58-60頁)」,付録「栄養相談事例(214-217頁)」を担当した. エッセンシャル栄養教育論―第3版― 鈴木朋子, 丸島令子, 春木敏 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他) 医歯薬出版株式会社(東京) 2014年3月 管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(春木敏,編).第3版は大幅改訂された.第3章の行動科学理論と栄養教育で「集団や社会の行動変容に関する理論の適用(46-47頁)」を,第4章の栄養カウンセリングで「①カウンセリングの基本,②栄養カウンセリングの特徴と基本姿勢について(49-60頁)」「③栄養カウンセリングの実際(60-71頁)」を,第5章の食環境づくりと栄養教育「②組織づくり,地域づくりへの展開(80-82頁)」を担当した. 管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠 第7巻 栄養教育論 理論と実践 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養教育に関わる理論・モデルとその活用(一部分)) 医歯薬出版株式会社(東京) 2013年4月 管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(武見ゆかり,赤松利恵,編).第2章「栄養教育に関わる理論・モデルとその活用」の一部を分担執筆した.担当箇所は,①行動科学と栄養教育,②オペラント学習理論,S-R理論,③ヘルスビリーフモデル,④合理的行動理論/計画的行動理論,⑤トランスセオレティカルモデルで,理論モデルの概説と実践の視点からとりまとめた. もっとみる 講演・口頭発表等 36 中学生を対象とした食教育介入に関する研究報告の動向 武市 萌, 鈴木朋子 第32回日本健康教育学会学術大会 2024年7月7日 日本健康教育学会 屋外の公共場所における受動喫煙防止に関する市民ニーズの検討 鈴木朋子, 田上成美 第82回日本公衆衛生学会総会 2023年11月2日 日本公衆衛生学会 COⅥD-19流行下におけるオンデマンド配信型栄養教育の試み―継続受講者の特徴 鈴木朋子, 田上成美 第70回日本栄養改善学会学術総会 2023年9月3日 日本栄養改善学会 中学生を対象とした「食事バランスガイド」の料理区分の分類スキルの習得を目指した教育実践 田上成美, 鈴木朋子 第31回日本健康教育学会学術大会 2023年7月23日 日本健康教育学会 COⅥD-19流行下におけるオンデマンド配信型栄養教育の試み 鈴木朋子, 田上成美, 大橋美和子 第21回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 2023年3月12日 日本栄養改善学会近畿支部会 女子大学における学内禁煙のための健康教育の取り組み一簡易アンケートによる評価 鈴木朋子 大橋美和子 田上成美 第30回日本健康教育学会学術大会 2022年7月23日 日本健康教育学会 管理栄養士・栄養士課程学生における学内たばこ対策の認知と喫煙意識の状況 大橋美和子, 田上成美, 鈴木朋子 第20回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 日本栄養改善学会近畿支部会 中学校の授業時間を活用した栄養教育:第6報―プログラムの評価における性・学年別の検討 田上成美, 鈴木朋子 第20回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 日本栄養改善学会近畿支部会 栄養・食生活の支援を考える―管理栄養士・栄養士養成の立場から 鈴木朋子 第34回日本総合病院精神医学会総会 2021年11月19日 日本総合病院精神医学会 シンポジウム 9「若年だけの病気ではない―総合病院精神科で診る慢性の摂食障害」 座長:横山 伸,長谷川雄介 演者:横山 伸,鈴木朋子,丸山 史,竹林淳和 中学校の授業時間を活用した栄養教育 第4報:自由記述の性・学年別の検討 田上成美, 鈴木朋子 第68回日本栄養改善学会学術総会 日本栄養改善学会 発達特性に配慮した摂食障害の治療的アプローチ~ASD特性に寄り添った目標設置への見直しを要した13歳AN-R女児の治療経験から~ 武久千夏, 鈴木朋子, 森近恵瑛, 木村記子 第24回日本摂食障害学会学術集会 2021年10月31日 日本摂食障害学会 管理栄養士の生涯教育に関する文献的検討 大橋美和子, 田上成美, 鈴木朋子 第68回日本栄養改善学会学術総会 日本栄養改善学会 中学校の授業時間を活用した栄養教育 第5報:総合的な学習の時間の枠組みから 鈴木朋子, 田上成美 第68回日本栄養改善学会学術総会 日本栄養改善学会 女子大学における学内禁煙のための健康教育の取り組み 鈴木朋子 第29回日本健康教育学会学術大会 2021年9月12日 日本健康教育学会 中学校の授業時間を活用した栄養教育:第1報―教育前の食事状況の把握 大橋美和子, 田上成美, 鈴木朋子 第67回日本栄養改善学会学術総会(誌上開催) 2020年9月2日 日本栄養改善学会 中学校の授業時間を活用した栄養教育:第2報―食教育カルタを活用した教育実践 鈴木朋子, 田上成美 第67回日本栄養改善学会学術総会(誌上開催) 2020年9月2日 日本栄養改善学会 中学校の授業時間を活用した栄養教育:第3報―自由記述を活用した評価 田上成美, 鈴木朋子 第67回日本栄養改善学会学術総会(誌上開催) 2020年9月2日 日本栄養改善学会 高等学校の授業時間を活用した栄養教育プログラムの試作(第1報) 鈴木朋子 第66回日本栄養改善学会学術総会 2019年9月 日本栄養改善学会 従業員食堂における健康づくり活動のプロセス評価 鈴木朋子, 田上成美, 山下晶子 第28回日本健康教育学会学術大会 2019年6月 日本健康教育学会 アクティブラーニングの視点を取り入れたワークショップの試み -発達障害に関するカルタ教材作成ワークを通して 鈴木朋子 第27回日本健康教育学会学術大会 2018年7月 日本健康教育学会 専門職を対象とした講習では,学習経験やキャリアが異なる参加者がみられる.知識や経験レベルの異なる参加者が、個々のレベルで発達障害に関する理解を深めることを目的に,講習を企画し試行した.筆者らが開発した「がん対策」に関する健康教育教材「がんカルタ」を実践し,カルタ教材の特徴を理解した上で,アクティブラーニングの技法を活用しながら,発達障害に関するカルタ教材の作成ワークを行った. 栄養教育の視点からの摂食障害の予防教育に関する研究ーカルタ教材の内容の伝わり方の検討 鈴木朋子 第21回日本摂食障害学会学術集会 2017年10月 日本摂食障害学会 摂食障害の予防活動の一つである栄養学的アプローチとして,健康的な食事を促進するという視点から,臨床的なエピソードも加味したカルタ教材を開発した.女子大学生51名を対象にカルタの文言とイラストのみを示した場合と,あわせて解説文を示した場合の理解度を検討した.解説を示す方が理解が高まる項目が確認された. 管理栄養士養成課程における集団栄養教育計画スキル向上のための授業計画の検討 鈴木朋子 第64回日本栄養改善学会学術総会 2017年9月 管理栄養士養成課程における専門科目「栄養教育論」では,栄養教育マネジメントを理論的に理解し,実践に応用するスキルを習得することが求められている.本発表では,従来のグループワーク中心の授業に,アクティブ・ラーニングの技法であるジグソー法と,ポスターツアーを応用することによる教育的意義を検討した.従来のグループワーク授業と比較して,個人に責任意識の高まりが窺われた.また,再検討の機会が提供され,学びの深まりも観察された. 子どもを対象としたがん教育に対する市民ニーズの把握 鈴木朋子 第26回日本健康教育学会学術大会 2017年6月 がん対策の方針である「子どもに対するがん教育のあり方を検討し,健康教育の中でがん教育を推進する」という点について,市民ニーズの把握を試みた.がん征圧市民イベント参加者(2013年10月)133名と,市民祭り参加者(2014年5月)101名から質問紙調査に回答を得た。前者の対象の96%が,後者の対象の86%が,子どもを対象としたがん教育が必要と回答した.また,前者の対象の35名が,後者の対象の29名が個別インタビュー調査に協力し,教育の方向性として「いのち」「生きる」「偏見」などの視点が示された. 栄養教育の視点からの摂食障害の予防教育に関する研究-教材の検討 鈴木朋子 第20回日本摂食障害学会学術集会 2016年9月 女子大学生および管理栄養士資格をもつ教職員と共同で,対象を「若年女性」と想定した栄養教育教材「カルタ」の開発を行った.教材では低栄養や栄養の偏りの予防として「健康的な食生活を促す」こととした.女子大学生を対象に教材に関するコミュニケーション調査を行った.グループインタビューと質問紙調査から,カルタの文言とイラストから「概ね,内容が伝わる」との評価を得た. 栄養教育の視点からの摂食障害の予防教育に関する研究 -実態把握と方向性の検討 鈴木朋子 第63回日本栄養改善学会学術総会 2016年9月 摂食障害の予防教育に関する研究の実態を把握するために,情報データベースを用いた文献検索を行い,学術学会誌に掲載された論文を抽出した.また教材として,厚生労働省科学研究費等による研究事業で作成された摂食障害に関するパンフレット等の教材を収集し,内容の検討を行った.これらを基礎資料とした栄養教育の視点からのアプローチを検討していく. 従業員食堂における栄養教育の取り組みの評価―利用者の実態・アンケート調査から 鈴木朋子, 山下晶子 第14回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 2015年12月 日本栄養改善学会近畿支部 従業員食堂において希望者を対象に,体重・体脂肪測定と管理栄養士による個別相談を組み合わせた栄養教育プログラムを提供してきた.2012年度までの5年間の参加者数を検討するとともに,2013年9月のプログラム実施時に,参加者を対象に参加動機に関するアンケート調査を行った.イベント的に実施していたにも関わらず,複数回にわたり,継続的に利用する者が一定数含まれていた.アンケート調査から,健康管理の場としてのニーズが高いことが窺われた. 摂食障害治療における個別栄養指導の取り組みと課題~管理栄養士の立場から~ コーディネーター, 山内常生, 座長, 中村このゆ, 山内常生, シンポジスト, 野間俊一, 武久千夏, 岡本理英, 鈴木朋子, 池上明希 第18回日本摂食障害学会学術集会 2014年9月 シンポジウム2「摂食障害患者を支える医療者たち~医師と他職種の連携について~」において,医師,臨床心理士,看護師,精神保健福祉士のそれぞれの立場からの発表のなかで,管理栄養士の立場から発表を行った. 従業員食堂における栄養教育の取り組みと評価―食堂利用者を対象としたアンケート調査結果から 鈴木朋子, 山下晶子 第12回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 2013年12月 日本栄養改善学会近畿支部 従業員食堂において希望者を対象に,体重・体脂肪測定と管理栄養士による個別相談を組み合わせた栄養教育プログラムを提供してきた.2012年9月に食堂利用者を対象に,本プログラムの認知度や利用度等をたずねる簡易な調査を実施した.その結果,このプログラムは多くの食堂利用者に認知されており,今後も一定のニーズがあることが示唆された. 外来診療の場における栄養サポート―個人を対象とした栄養カウンセリングの取り組み 座長, 土江節子, 船越泰子, パネリスト, 鈴木朋子, 寺園沙矢香, 河野公子, 指定討論者, 河合啓介, 発表者, 鈴木朋子, 高橋美智子, 武久千夏, 生野照子 第17回日本摂食障害学会学術集会 2013年11月 管理栄養士によるパネルディスカッションとして企画されたプログラムであった.「摂食障害治療において管理栄養士にできること」をテーマに,2名の座長,3名の演者,1名の指定討論者による発表の後,討議が行われた. がん対策推進のための健康教育の試み―がんカルタの開発と活用 鈴木朋子, 井岡亜希子, 津熊秀明 第11回関西がんチーム医療研究会 2012年9月 大阪府におけるがんの現状や対策の方向性を普及することを目的に開発した「がんカルタ」とそれを用いた教育事例について報告した.教育内容は,小グループでカルタとりを行った後,話し合いを通して感想を共有し解説を提供し,最後に家族や友人など重要な他者に対しても「メッセージカードづくり」を行うものであった. 摂食障害治療における栄養指導―外来における多職種協働の取り組みからの検討(第一報) 鈴木朋子, 生野照子 第14回日本摂食障害学会学術総会 2010年10月 摂食障害治療において,栄養管理および栄養指導の必要性が指摘されている.心身医療科外来の場において,医師,心理士,管理栄養士等の他職種協働で,個別栄養指導に取り組んできた実践の概要について報告した. 地域がん登録資料に基づく研究成果の普及のための教育ツールの開発 鈴木朋子, 井岡亜希子, 津熊英明 地域がん登録全国協議会第19回学術集会 2010年10月 科学的根拠に基づくがん対策を推進するために.一般の人々が楽しく学ぶための教育方法を検討し,カードゲーム形式の教育ツール「がんカルタ」と副教材「がんカレンダー」を開発した経緯について報告した.(岡本直幸,伊藤秀美,伊藤ゆり,味木和喜子,津熊英明,編.がん登録と社会との調和,JACRMONOGRAPH No.16,Pp.86-87,2010.) 行動変容技法と栄養教育力の形成 ワークショップファシリテーター, 武見ゆかり, 佐々木健, 話題提供者, 小澤礼子, 鈴木朋子, 石川みどり, 針谷順子, コメンテーター, 足立己幸 第56回日本栄養改善学会学術総会 2009年9月 ワークショップ「栄養教育・食育における理論と実践のリンケージ-理論をどう学び,伝え,実践力の形成につなげるか-大学等の管理栄養士・栄養士養成から」で話題提供者を担当した. 摂食障害治療における栄養指導の可能性 鈴木朋子 第13回日本摂食障害学会学術総会 2009年9月 学会企画プログラムの「特別セミナー11」を担当した.摂食障害の治療は食行動に問題が生じているが,治療の中心は精神療法や心理療法などその背景の治療が中心となる.本報告では,健康的な食生活の自立を促すことを目的に,諸外国等の先進的事例を参考に,心療内科外来において医師の指導のもとパイロット的に取り組んできた栄養指導について概観し,その可能性や問題点について報告した. 休憩時間を利用した従業員食堂における栄養指導プログラムの評価(第6報) 鈴木朋子, 山下晶子 第56回日本栄養改善学会学術総会 2009年9月 本プログラムを特定給食施設で実施するためのコスト,対応できる人数等,プログラムの普及という視点からの評価を行った.募集式のため希望者だけを対象にしているが,多くの人が利用する場所で実施していることから教育啓発の効果も期待でき,比較的安価で限られた資源のなかでも導入できるプログラムと評価できた. The effect of tobacco control policies on smokers' cessation attitudes and behaviors. Suzuki T, Nakamura M, Hagimoto A, Masui S The fist Asia-Pacific conference on health promotion and education 2009年7月 わが国におけるたばこ対策として2007年4月にニコチン依存管理料として医療保険給付が導入され,同年7月にたばこ1箱あたり約20円の値上げが実施された.この2つの政策の喫煙者に与えた影響についてコホートを用いて検討した.その結果,喫煙者の喫煙行動や態度への影響が確認された. 1 担当経験のある科目(授業) 1 2021年4月 - 2025年3月 栄養教育論A、栄養教育論B、栄養教育論C、栄養教育論実習、演習Ⅰ・Ⅱ、卒業論文、アカデミック・スキルズA・B(健康)、管理栄養士演習A・B、人間栄養学研究、栄養教育学研究、人間栄養特殊研究、人間栄養実践研究 所属学協会 5 2024年9月 - 現在 日本食育学会 2008年12月 - 現在 日本摂食障害学会 2003年4月 - 現在 日本栄養改善学会 1999年4月 - 現在 日本健康教育学会 1996年4月 - 現在 日本公衆衛生学会 Works(作品等) 7 新聞連載:「食教育カルタ」を活用した情報発信(全34回) 鈴木朋子 2019年4月 - 2022年3月 その他 「健康教室・がんを知る」のページの一部で、学生と協働で開発した「食教育カルタ」(「あ」~「わ」まで全44枚)を基礎とした、新聞紙面を活用した情報発信を行った。内容は、カルタ札に関連する栄養学的根拠の解説および、カルタ札に込められた学生の思いをコラムとして伝えた。 2019年4月から2022年3月の期間に、全34回掲載。 書籍寄稿:テキストマイニングの事例「食育授業を可視化する」 鈴木朋子 2021年5月 その他 著書「やってみようテキストマイニング増訂版―自由回答アンケート分析に挑戦!―」(牛澤賢二,著,朝倉書店,2021年5月)の第7章「テキストマイニングの事例」「7.1 食育授業を可視化する」に寄稿した。内容は、著者が卒業研究ゼミ学生と行った高校生を対象とした食育授業について、授業後アンケートをテキストマイニングを活用して分析し、とりまとめたものであった(p.p.114-120)。 教材開発:防煙・受動喫煙防止のための「たばこ対策カルタ」 大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室 2021年3月 教材 若年者を対象にたばこを吸い始めない防煙と他者のたばこの煙の影響を受けない受動喫煙防止の必要性について考えを促すことをねらいとした教育ツールである.全18枚の札で構成されている. 卒業研究ゼミ(2021年度)の学生との共同開発である(制作:大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室). 新聞連載:健康教室・がんを知る―がんカルタを活用した情報発信(全27回) 井岡亜希子, 鈴木朋子 2017年1月 - 2019年3月 その他 学生と協働で開発した「がんカルタ」(「あ」~「わ」まで全44枚)を基礎とした、新聞紙面を活用した情報発信を行った。内容は、カルタ札に関連するがん対策の解説(担当:井岡)および、カルタ札に込められた学生の思い(担当:鈴木)をコラムとして伝えた。 2017年1月から2019年3月の期間に、全27回掲載。 教材開発:健康的な食事の実践のための「食教育カルタ」 大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室 2017年3月 教材 栄養教育教材「食事バランスガイド」(厚生労働省・農林水産省, 2005)が推奨する食事の摂取の普及をねらいとした教材である.小グループでカルタ札を題材に,気軽に意見交換ができることをねらいとしたアクティブラーニングのツールである. 卒業研究ゼミ(2014~2016年度)との共同開発である(制作:大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室). もっとみる 教育方法の実践例 2 件名 個別栄養教育面接・実習プログラム 年月日(From) 2010/04 概要 小グループでの個別面接実習プログラムを考案し、栄養教育論実習の中で実践、改良を図っている。グループは、管理栄養士役、学習者役、観察者役で構成され、内容は、相互実践、相互観察、相互評価、グループ討議、全体討議で構成される。グループ内で、全員が順番に全ての役割を体験することを特徴とし、講義科目で学んだ理論の実践的な学びの場と位置付けている。 件名 集団栄養教育マネジメント・実習プログラム 年月日(From) 2010/04 概要 小グループでの集団栄養教育プログラムの立案を行う実習プログラムを考案し、栄養教育論実習の中で実践、改良を図っている。クラス内で、グループ毎に、異なるライフステージを担当し、プログラムの企画・立案を行う。アクティブラーニングの技法であるジグソー法を活用し、他のライフステージを担当したメンバーとの討議を通して、改善方法を検討する。学生間の相互評価を活用し、栄養教育プログラムのブラッシュアップを図ることが特徴である。他のグループが作成した計画に対する評価や討議を通して、全てのライフステージについても学ぶことができる。 1 作成した教科書 6 件名 エッセンシャル栄養教育論ー第4版ー 年月日(From) 2020/03 概要 分担執筆:栄養カウンセリング、他を担当 件名 管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠 第7巻 栄養教育論 理論と実践 年月日(From) 2013/04 概要 分担執筆:栄養教育に関わる理論・モデルとその活用の一部を担当 件名 公衆栄養学(テキスト食物と健康科学シリーズ) 年月日(From) 2011/03 概要 分担執筆:公衆栄養プログラムの計画の概要、他を担当 件名 栄養教育論(テキスト食物と健康科学シリーズ) 年月日(From) 2010/03 概要 分担執筆:食行動変容と栄養教育の一部を担当 件名 これからの公衆衛生学―社会・環境と健康 年月日(From) 2010/02 概要 分担執筆:喫煙を担当 件名 エッセンシャル栄養教育論 年月日(From) 2006/06 概要 分担執筆:栄養カウンセリングを担当 1 教育上の能力に関する大学等の評価 1 件名 授業評価について 年月日(From) 2010/04 年月日(To) 2021/10 概要 大阪樟蔭女子大学学芸学部(平成27年度から健康栄養学部に変更)健康栄養学科では,栄養士・管理栄養士養成課程の学生を対象とした専門科目を担当している.授業評価 講義科目「栄養教育論A」「栄養教育論C」では,授業に意欲的に取り組み内容やテーマに興味・関心をもてたと評価する者が大半であったが、そうでないという評価もみられた.実習系科目「栄養教育論実習」も講義科目と同様の評価であったが、専門的な実践に繋がる授業構成になるよう熟慮した. 1 その他(教育上の能力) 3 件名 東京大学総合教育研究センター「インタラクティブ・ティーチング オンライン・セッション」修了 年月日(From) 2015/11 年月日(To) 2016/02 概要 gacco The Japan MOOC(株式会社ドコモgaccoが運営)で提供されていた8週間のオンラインセッションであった.各週の理解度チェック・最終レポート課題に合格し修了が認定された. 件名 東京大学総合教育研究センター「インタラクティブ・ティーチング リアル・セッション(反転授業)」修了 年月日(From) 2016/08/20 年月日(To) 2016/08/22 概要 インタラクティブな学びを促す教育力の向上を目指したプログラム.総時間数:60時間.本プログラムは,オンラインセッションの修了者を対象に募集された3日間の研修であった.受講資格はオンラインセッションを一定以上の成績で終了し,事前課題の合格者であった。 件名 大阪府立大学高専ティーチング・ポートフォリオ研究会「ティーチング・ポートフォリオ作成ワークショップ」修了 年月日(From) 2019/09/10 年月日(To) 2019/09/12 概要 教育業績記録(ティーチング・ポートフォリオ)を作成した。 1 資格・免許 2 件名 栄養士免許取得 年月日 1995/03 件名 管理栄養士登録 年月日 1995/07 1 実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績) 1 件名 がんの一次予防に関する教育実践活動経験について 年月日(From) 1997/04 年月日(To) 2001/03 概要 がんの一次予防に関する教育実践活動(喫煙対策、学校・地域・家庭が連携した食教育、等)、その評価研究、禁煙クリニックカウンセラー、指導者研修会の企画・運営等に携わった。 1
鈴木 朋子スズキ トモコ (Tomoko Suzuki) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授学位博士(人間科学)(2005年3月 神戸女学院大学)researchmap会員IDB000353459 研究キーワード 1 栄養教育、摂食症栄養教育、健康教育、禁煙教育、がん対策教育 研究分野 1 ライフサイエンス / 栄養学、健康科学 / 栄養教育、健康教育 経歴 5 2018年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学大学院 大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻 教授 2018年4月 - 現在 大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 教授 2015年4月 - 2018年3月 大阪樟蔭女子大学 健康栄養学部 健康栄養学科 准教授 2010年4月 - 2018年3月 大阪樟蔭女子大学大学院 大学院 人間科学研究科 人間栄養学専攻 准教授 2010年4月 - 2015年3月 大阪樟蔭女子大学 学芸学部 健康栄養学科 准教授 学歴 1 2001年4月 - 2004年3月 神戸女学院大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程人間科学専攻 委員歴 3 2020年10月 - 現在 日本摂食障害学会 評議員 2016年8月 - 現在 日本摂食障害協会 参与 2008年11月 - 現在 日本栄養改善学会 評議員 論文 16 高校生を対象としたオンデマンド動画配信による栄養教育プログラムの開発とその評価 鈴木 朋子, 田上 成美 大阪樟蔭女子大学 研究紀要 第15巻 156-165 2025年1月 若年女性のニーズを考慮した受動喫煙の防止のため の健康教育教材の開発 鈴木朋子 大阪樟蔭女子大学研究紀要 第13巻 261-270 2023年1月 従業員食堂における健康づくり活動の評価 鈴木 朋子, 田上 成美, 山下 晶子 大阪樟蔭女子大学研究紀要 第12巻 247-254 2022年1月 専門職研修におけるカルタ教材作成ワークショップ の試み : がんカルタを活用して発達障害カルタを 作成する 鈴木 朋子, 武久 千夏 大阪樟蔭女子大学研究紀要 第11巻 181-186 2021年1月 子どもを対象としたがん教育に関する意識の検討 : がん征圧市民イベント参加者と市民イベント参加者 の比較から 鈴木 朋子 大阪樟蔭女子大学研究紀要 第10巻 239-244 2020年1月 もっとみる MISC 1 令和4 年度 東大阪市地域研究助成金「地域におけるたばこ問題の解決に向けた ネットワークづくりのための情報収集」報告書 鈴木朋子, 高橋裕子, 田上成美, 大橋美和子 2023年3月 書籍等出版物 11 エッセンシャル栄養教育論ー第5版ー 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他) 医歯薬出版株式会社(東京) 2024年9月 (ISBN: 9784263705384) 管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(坂本達昭, 井上広子, 早見直美, 編).第5版は大幅改訂された.第3章「栄養カウンセリング(35-54頁)」,第4章の食環境づくりと栄養教育「組織づくり,地域づくりへの展開(61-64頁)」を担当した. 管理栄養士養成のための栄養学教育モデル・コア・カリキュラム準拠 第5巻 人間の行動変容に関する基本 効果的な栄養教育のための理論とモデル 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:個人の要因に焦点を当てた理論,概念と技法) 医歯薬出版株式会社(東京) 2022年3月 (ISBN: 9784263720325) 栄養教育論分野に関するテキストである(武見ゆかり,赤松利恵,編).第3章「行動科学の理論とモデル」の第3節を分担執筆した.ヘルスビリーフモデル,トランスセオレティカルモデル,計画的行動理論,意思決定バランス,目標宣言・行動契約について概説した. エッセンシャル栄養教育論ー第4版ー 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他) 医歯薬出版株式会社(東京) 2020年3月 (ISBN: 9784263707913) 管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(春木敏,長島万弓,坂本達昭,編).第4版は大幅改訂された.第3章「栄養カウンセリング(33-52頁)」,第4章の食環境づくりと栄養教育「組織づくり,地域づくりへの展開(58-60頁)」,付録「栄養相談事例(214-217頁)」を担当した. エッセンシャル栄養教育論―第3版― 鈴木朋子, 丸島令子, 春木敏 (担当:分担執筆, 範囲:栄養カウンセリング、他) 医歯薬出版株式会社(東京) 2014年3月 管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(春木敏,編).第3版は大幅改訂された.第3章の行動科学理論と栄養教育で「集団や社会の行動変容に関する理論の適用(46-47頁)」を,第4章の栄養カウンセリングで「①カウンセリングの基本,②栄養カウンセリングの特徴と基本姿勢について(49-60頁)」「③栄養カウンセリングの実際(60-71頁)」を,第5章の食環境づくりと栄養教育「②組織づくり,地域づくりへの展開(80-82頁)」を担当した. 管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠 第7巻 栄養教育論 理論と実践 鈴木朋子 (担当:分担執筆, 範囲:栄養教育に関わる理論・モデルとその活用(一部分)) 医歯薬出版株式会社(東京) 2013年4月 管理栄養士養成課程の学生を主な対象としたテキストである(武見ゆかり,赤松利恵,編).第2章「栄養教育に関わる理論・モデルとその活用」の一部を分担執筆した.担当箇所は,①行動科学と栄養教育,②オペラント学習理論,S-R理論,③ヘルスビリーフモデル,④合理的行動理論/計画的行動理論,⑤トランスセオレティカルモデルで,理論モデルの概説と実践の視点からとりまとめた. もっとみる 講演・口頭発表等 36 中学生を対象とした食教育介入に関する研究報告の動向 武市 萌, 鈴木朋子 第32回日本健康教育学会学術大会 2024年7月7日 日本健康教育学会 屋外の公共場所における受動喫煙防止に関する市民ニーズの検討 鈴木朋子, 田上成美 第82回日本公衆衛生学会総会 2023年11月2日 日本公衆衛生学会 COⅥD-19流行下におけるオンデマンド配信型栄養教育の試み―継続受講者の特徴 鈴木朋子, 田上成美 第70回日本栄養改善学会学術総会 2023年9月3日 日本栄養改善学会 中学生を対象とした「食事バランスガイド」の料理区分の分類スキルの習得を目指した教育実践 田上成美, 鈴木朋子 第31回日本健康教育学会学術大会 2023年7月23日 日本健康教育学会 COⅥD-19流行下におけるオンデマンド配信型栄養教育の試み 鈴木朋子, 田上成美, 大橋美和子 第21回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 2023年3月12日 日本栄養改善学会近畿支部会 女子大学における学内禁煙のための健康教育の取り組み一簡易アンケートによる評価 鈴木朋子 大橋美和子 田上成美 第30回日本健康教育学会学術大会 2022年7月23日 日本健康教育学会 管理栄養士・栄養士課程学生における学内たばこ対策の認知と喫煙意識の状況 大橋美和子, 田上成美, 鈴木朋子 第20回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 日本栄養改善学会近畿支部会 中学校の授業時間を活用した栄養教育:第6報―プログラムの評価における性・学年別の検討 田上成美, 鈴木朋子 第20回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 日本栄養改善学会近畿支部会 栄養・食生活の支援を考える―管理栄養士・栄養士養成の立場から 鈴木朋子 第34回日本総合病院精神医学会総会 2021年11月19日 日本総合病院精神医学会 シンポジウム 9「若年だけの病気ではない―総合病院精神科で診る慢性の摂食障害」 座長:横山 伸,長谷川雄介 演者:横山 伸,鈴木朋子,丸山 史,竹林淳和 中学校の授業時間を活用した栄養教育 第4報:自由記述の性・学年別の検討 田上成美, 鈴木朋子 第68回日本栄養改善学会学術総会 日本栄養改善学会 発達特性に配慮した摂食障害の治療的アプローチ~ASD特性に寄り添った目標設置への見直しを要した13歳AN-R女児の治療経験から~ 武久千夏, 鈴木朋子, 森近恵瑛, 木村記子 第24回日本摂食障害学会学術集会 2021年10月31日 日本摂食障害学会 管理栄養士の生涯教育に関する文献的検討 大橋美和子, 田上成美, 鈴木朋子 第68回日本栄養改善学会学術総会 日本栄養改善学会 中学校の授業時間を活用した栄養教育 第5報:総合的な学習の時間の枠組みから 鈴木朋子, 田上成美 第68回日本栄養改善学会学術総会 日本栄養改善学会 女子大学における学内禁煙のための健康教育の取り組み 鈴木朋子 第29回日本健康教育学会学術大会 2021年9月12日 日本健康教育学会 中学校の授業時間を活用した栄養教育:第1報―教育前の食事状況の把握 大橋美和子, 田上成美, 鈴木朋子 第67回日本栄養改善学会学術総会(誌上開催) 2020年9月2日 日本栄養改善学会 中学校の授業時間を活用した栄養教育:第2報―食教育カルタを活用した教育実践 鈴木朋子, 田上成美 第67回日本栄養改善学会学術総会(誌上開催) 2020年9月2日 日本栄養改善学会 中学校の授業時間を活用した栄養教育:第3報―自由記述を活用した評価 田上成美, 鈴木朋子 第67回日本栄養改善学会学術総会(誌上開催) 2020年9月2日 日本栄養改善学会 高等学校の授業時間を活用した栄養教育プログラムの試作(第1報) 鈴木朋子 第66回日本栄養改善学会学術総会 2019年9月 日本栄養改善学会 従業員食堂における健康づくり活動のプロセス評価 鈴木朋子, 田上成美, 山下晶子 第28回日本健康教育学会学術大会 2019年6月 日本健康教育学会 アクティブラーニングの視点を取り入れたワークショップの試み -発達障害に関するカルタ教材作成ワークを通して 鈴木朋子 第27回日本健康教育学会学術大会 2018年7月 日本健康教育学会 専門職を対象とした講習では,学習経験やキャリアが異なる参加者がみられる.知識や経験レベルの異なる参加者が、個々のレベルで発達障害に関する理解を深めることを目的に,講習を企画し試行した.筆者らが開発した「がん対策」に関する健康教育教材「がんカルタ」を実践し,カルタ教材の特徴を理解した上で,アクティブラーニングの技法を活用しながら,発達障害に関するカルタ教材の作成ワークを行った. 栄養教育の視点からの摂食障害の予防教育に関する研究ーカルタ教材の内容の伝わり方の検討 鈴木朋子 第21回日本摂食障害学会学術集会 2017年10月 日本摂食障害学会 摂食障害の予防活動の一つである栄養学的アプローチとして,健康的な食事を促進するという視点から,臨床的なエピソードも加味したカルタ教材を開発した.女子大学生51名を対象にカルタの文言とイラストのみを示した場合と,あわせて解説文を示した場合の理解度を検討した.解説を示す方が理解が高まる項目が確認された. 管理栄養士養成課程における集団栄養教育計画スキル向上のための授業計画の検討 鈴木朋子 第64回日本栄養改善学会学術総会 2017年9月 管理栄養士養成課程における専門科目「栄養教育論」では,栄養教育マネジメントを理論的に理解し,実践に応用するスキルを習得することが求められている.本発表では,従来のグループワーク中心の授業に,アクティブ・ラーニングの技法であるジグソー法と,ポスターツアーを応用することによる教育的意義を検討した.従来のグループワーク授業と比較して,個人に責任意識の高まりが窺われた.また,再検討の機会が提供され,学びの深まりも観察された. 子どもを対象としたがん教育に対する市民ニーズの把握 鈴木朋子 第26回日本健康教育学会学術大会 2017年6月 がん対策の方針である「子どもに対するがん教育のあり方を検討し,健康教育の中でがん教育を推進する」という点について,市民ニーズの把握を試みた.がん征圧市民イベント参加者(2013年10月)133名と,市民祭り参加者(2014年5月)101名から質問紙調査に回答を得た。前者の対象の96%が,後者の対象の86%が,子どもを対象としたがん教育が必要と回答した.また,前者の対象の35名が,後者の対象の29名が個別インタビュー調査に協力し,教育の方向性として「いのち」「生きる」「偏見」などの視点が示された. 栄養教育の視点からの摂食障害の予防教育に関する研究-教材の検討 鈴木朋子 第20回日本摂食障害学会学術集会 2016年9月 女子大学生および管理栄養士資格をもつ教職員と共同で,対象を「若年女性」と想定した栄養教育教材「カルタ」の開発を行った.教材では低栄養や栄養の偏りの予防として「健康的な食生活を促す」こととした.女子大学生を対象に教材に関するコミュニケーション調査を行った.グループインタビューと質問紙調査から,カルタの文言とイラストから「概ね,内容が伝わる」との評価を得た. 栄養教育の視点からの摂食障害の予防教育に関する研究 -実態把握と方向性の検討 鈴木朋子 第63回日本栄養改善学会学術総会 2016年9月 摂食障害の予防教育に関する研究の実態を把握するために,情報データベースを用いた文献検索を行い,学術学会誌に掲載された論文を抽出した.また教材として,厚生労働省科学研究費等による研究事業で作成された摂食障害に関するパンフレット等の教材を収集し,内容の検討を行った.これらを基礎資料とした栄養教育の視点からのアプローチを検討していく. 従業員食堂における栄養教育の取り組みの評価―利用者の実態・アンケート調査から 鈴木朋子, 山下晶子 第14回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 2015年12月 日本栄養改善学会近畿支部 従業員食堂において希望者を対象に,体重・体脂肪測定と管理栄養士による個別相談を組み合わせた栄養教育プログラムを提供してきた.2012年度までの5年間の参加者数を検討するとともに,2013年9月のプログラム実施時に,参加者を対象に参加動機に関するアンケート調査を行った.イベント的に実施していたにも関わらず,複数回にわたり,継続的に利用する者が一定数含まれていた.アンケート調査から,健康管理の場としてのニーズが高いことが窺われた. 摂食障害治療における個別栄養指導の取り組みと課題~管理栄養士の立場から~ コーディネーター, 山内常生, 座長, 中村このゆ, 山内常生, シンポジスト, 野間俊一, 武久千夏, 岡本理英, 鈴木朋子, 池上明希 第18回日本摂食障害学会学術集会 2014年9月 シンポジウム2「摂食障害患者を支える医療者たち~医師と他職種の連携について~」において,医師,臨床心理士,看護師,精神保健福祉士のそれぞれの立場からの発表のなかで,管理栄養士の立場から発表を行った. 従業員食堂における栄養教育の取り組みと評価―食堂利用者を対象としたアンケート調査結果から 鈴木朋子, 山下晶子 第12回日本栄養改善学会近畿支部学術総会 2013年12月 日本栄養改善学会近畿支部 従業員食堂において希望者を対象に,体重・体脂肪測定と管理栄養士による個別相談を組み合わせた栄養教育プログラムを提供してきた.2012年9月に食堂利用者を対象に,本プログラムの認知度や利用度等をたずねる簡易な調査を実施した.その結果,このプログラムは多くの食堂利用者に認知されており,今後も一定のニーズがあることが示唆された. 外来診療の場における栄養サポート―個人を対象とした栄養カウンセリングの取り組み 座長, 土江節子, 船越泰子, パネリスト, 鈴木朋子, 寺園沙矢香, 河野公子, 指定討論者, 河合啓介, 発表者, 鈴木朋子, 高橋美智子, 武久千夏, 生野照子 第17回日本摂食障害学会学術集会 2013年11月 管理栄養士によるパネルディスカッションとして企画されたプログラムであった.「摂食障害治療において管理栄養士にできること」をテーマに,2名の座長,3名の演者,1名の指定討論者による発表の後,討議が行われた. がん対策推進のための健康教育の試み―がんカルタの開発と活用 鈴木朋子, 井岡亜希子, 津熊秀明 第11回関西がんチーム医療研究会 2012年9月 大阪府におけるがんの現状や対策の方向性を普及することを目的に開発した「がんカルタ」とそれを用いた教育事例について報告した.教育内容は,小グループでカルタとりを行った後,話し合いを通して感想を共有し解説を提供し,最後に家族や友人など重要な他者に対しても「メッセージカードづくり」を行うものであった. 摂食障害治療における栄養指導―外来における多職種協働の取り組みからの検討(第一報) 鈴木朋子, 生野照子 第14回日本摂食障害学会学術総会 2010年10月 摂食障害治療において,栄養管理および栄養指導の必要性が指摘されている.心身医療科外来の場において,医師,心理士,管理栄養士等の他職種協働で,個別栄養指導に取り組んできた実践の概要について報告した. 地域がん登録資料に基づく研究成果の普及のための教育ツールの開発 鈴木朋子, 井岡亜希子, 津熊英明 地域がん登録全国協議会第19回学術集会 2010年10月 科学的根拠に基づくがん対策を推進するために.一般の人々が楽しく学ぶための教育方法を検討し,カードゲーム形式の教育ツール「がんカルタ」と副教材「がんカレンダー」を開発した経緯について報告した.(岡本直幸,伊藤秀美,伊藤ゆり,味木和喜子,津熊英明,編.がん登録と社会との調和,JACRMONOGRAPH No.16,Pp.86-87,2010.) 行動変容技法と栄養教育力の形成 ワークショップファシリテーター, 武見ゆかり, 佐々木健, 話題提供者, 小澤礼子, 鈴木朋子, 石川みどり, 針谷順子, コメンテーター, 足立己幸 第56回日本栄養改善学会学術総会 2009年9月 ワークショップ「栄養教育・食育における理論と実践のリンケージ-理論をどう学び,伝え,実践力の形成につなげるか-大学等の管理栄養士・栄養士養成から」で話題提供者を担当した. 摂食障害治療における栄養指導の可能性 鈴木朋子 第13回日本摂食障害学会学術総会 2009年9月 学会企画プログラムの「特別セミナー11」を担当した.摂食障害の治療は食行動に問題が生じているが,治療の中心は精神療法や心理療法などその背景の治療が中心となる.本報告では,健康的な食生活の自立を促すことを目的に,諸外国等の先進的事例を参考に,心療内科外来において医師の指導のもとパイロット的に取り組んできた栄養指導について概観し,その可能性や問題点について報告した. 休憩時間を利用した従業員食堂における栄養指導プログラムの評価(第6報) 鈴木朋子, 山下晶子 第56回日本栄養改善学会学術総会 2009年9月 本プログラムを特定給食施設で実施するためのコスト,対応できる人数等,プログラムの普及という視点からの評価を行った.募集式のため希望者だけを対象にしているが,多くの人が利用する場所で実施していることから教育啓発の効果も期待でき,比較的安価で限られた資源のなかでも導入できるプログラムと評価できた. The effect of tobacco control policies on smokers' cessation attitudes and behaviors. Suzuki T, Nakamura M, Hagimoto A, Masui S The fist Asia-Pacific conference on health promotion and education 2009年7月 わが国におけるたばこ対策として2007年4月にニコチン依存管理料として医療保険給付が導入され,同年7月にたばこ1箱あたり約20円の値上げが実施された.この2つの政策の喫煙者に与えた影響についてコホートを用いて検討した.その結果,喫煙者の喫煙行動や態度への影響が確認された. 1 担当経験のある科目(授業) 1 2021年4月 - 2025年3月 栄養教育論A、栄養教育論B、栄養教育論C、栄養教育論実習、演習Ⅰ・Ⅱ、卒業論文、アカデミック・スキルズA・B(健康)、管理栄養士演習A・B、人間栄養学研究、栄養教育学研究、人間栄養特殊研究、人間栄養実践研究 所属学協会 5 2024年9月 - 現在 日本食育学会 2008年12月 - 現在 日本摂食障害学会 2003年4月 - 現在 日本栄養改善学会 1999年4月 - 現在 日本健康教育学会 1996年4月 - 現在 日本公衆衛生学会 Works(作品等) 7 新聞連載:「食教育カルタ」を活用した情報発信(全34回) 鈴木朋子 2019年4月 - 2022年3月 その他 「健康教室・がんを知る」のページの一部で、学生と協働で開発した「食教育カルタ」(「あ」~「わ」まで全44枚)を基礎とした、新聞紙面を活用した情報発信を行った。内容は、カルタ札に関連する栄養学的根拠の解説および、カルタ札に込められた学生の思いをコラムとして伝えた。 2019年4月から2022年3月の期間に、全34回掲載。 書籍寄稿:テキストマイニングの事例「食育授業を可視化する」 鈴木朋子 2021年5月 その他 著書「やってみようテキストマイニング増訂版―自由回答アンケート分析に挑戦!―」(牛澤賢二,著,朝倉書店,2021年5月)の第7章「テキストマイニングの事例」「7.1 食育授業を可視化する」に寄稿した。内容は、著者が卒業研究ゼミ学生と行った高校生を対象とした食育授業について、授業後アンケートをテキストマイニングを活用して分析し、とりまとめたものであった(p.p.114-120)。 教材開発:防煙・受動喫煙防止のための「たばこ対策カルタ」 大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室 2021年3月 教材 若年者を対象にたばこを吸い始めない防煙と他者のたばこの煙の影響を受けない受動喫煙防止の必要性について考えを促すことをねらいとした教育ツールである.全18枚の札で構成されている. 卒業研究ゼミ(2021年度)の学生との共同開発である(制作:大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室). 新聞連載:健康教室・がんを知る―がんカルタを活用した情報発信(全27回) 井岡亜希子, 鈴木朋子 2017年1月 - 2019年3月 その他 学生と協働で開発した「がんカルタ」(「あ」~「わ」まで全44枚)を基礎とした、新聞紙面を活用した情報発信を行った。内容は、カルタ札に関連するがん対策の解説(担当:井岡)および、カルタ札に込められた学生の思い(担当:鈴木)をコラムとして伝えた。 2017年1月から2019年3月の期間に、全27回掲載。 教材開発:健康的な食事の実践のための「食教育カルタ」 大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室 2017年3月 教材 栄養教育教材「食事バランスガイド」(厚生労働省・農林水産省, 2005)が推奨する食事の摂取の普及をねらいとした教材である.小グループでカルタ札を題材に,気軽に意見交換ができることをねらいとしたアクティブラーニングのツールである. 卒業研究ゼミ(2014~2016年度)との共同開発である(制作:大阪樟蔭女子大学健康栄養学部健康栄養学科栄養教育学第1研究室). もっとみる 教育方法の実践例 2 件名 個別栄養教育面接・実習プログラム 年月日(From) 2010/04 概要 小グループでの個別面接実習プログラムを考案し、栄養教育論実習の中で実践、改良を図っている。グループは、管理栄養士役、学習者役、観察者役で構成され、内容は、相互実践、相互観察、相互評価、グループ討議、全体討議で構成される。グループ内で、全員が順番に全ての役割を体験することを特徴とし、講義科目で学んだ理論の実践的な学びの場と位置付けている。 件名 集団栄養教育マネジメント・実習プログラム 年月日(From) 2010/04 概要 小グループでの集団栄養教育プログラムの立案を行う実習プログラムを考案し、栄養教育論実習の中で実践、改良を図っている。クラス内で、グループ毎に、異なるライフステージを担当し、プログラムの企画・立案を行う。アクティブラーニングの技法であるジグソー法を活用し、他のライフステージを担当したメンバーとの討議を通して、改善方法を検討する。学生間の相互評価を活用し、栄養教育プログラムのブラッシュアップを図ることが特徴である。他のグループが作成した計画に対する評価や討議を通して、全てのライフステージについても学ぶことができる。 1 作成した教科書 6 件名 エッセンシャル栄養教育論ー第4版ー 年月日(From) 2020/03 概要 分担執筆:栄養カウンセリング、他を担当 件名 管理栄養士養成課程におけるモデルコアカリキュラム準拠 第7巻 栄養教育論 理論と実践 年月日(From) 2013/04 概要 分担執筆:栄養教育に関わる理論・モデルとその活用の一部を担当 件名 公衆栄養学(テキスト食物と健康科学シリーズ) 年月日(From) 2011/03 概要 分担執筆:公衆栄養プログラムの計画の概要、他を担当 件名 栄養教育論(テキスト食物と健康科学シリーズ) 年月日(From) 2010/03 概要 分担執筆:食行動変容と栄養教育の一部を担当 件名 これからの公衆衛生学―社会・環境と健康 年月日(From) 2010/02 概要 分担執筆:喫煙を担当 件名 エッセンシャル栄養教育論 年月日(From) 2006/06 概要 分担執筆:栄養カウンセリングを担当 1 教育上の能力に関する大学等の評価 1 件名 授業評価について 年月日(From) 2010/04 年月日(To) 2021/10 概要 大阪樟蔭女子大学学芸学部(平成27年度から健康栄養学部に変更)健康栄養学科では,栄養士・管理栄養士養成課程の学生を対象とした専門科目を担当している.授業評価 講義科目「栄養教育論A」「栄養教育論C」では,授業に意欲的に取り組み内容やテーマに興味・関心をもてたと評価する者が大半であったが、そうでないという評価もみられた.実習系科目「栄養教育論実習」も講義科目と同様の評価であったが、専門的な実践に繋がる授業構成になるよう熟慮した. 1 その他(教育上の能力) 3 件名 東京大学総合教育研究センター「インタラクティブ・ティーチング オンライン・セッション」修了 年月日(From) 2015/11 年月日(To) 2016/02 概要 gacco The Japan MOOC(株式会社ドコモgaccoが運営)で提供されていた8週間のオンラインセッションであった.各週の理解度チェック・最終レポート課題に合格し修了が認定された. 件名 東京大学総合教育研究センター「インタラクティブ・ティーチング リアル・セッション(反転授業)」修了 年月日(From) 2016/08/20 年月日(To) 2016/08/22 概要 インタラクティブな学びを促す教育力の向上を目指したプログラム.総時間数:60時間.本プログラムは,オンラインセッションの修了者を対象に募集された3日間の研修であった.受講資格はオンラインセッションを一定以上の成績で終了し,事前課題の合格者であった。 件名 大阪府立大学高専ティーチング・ポートフォリオ研究会「ティーチング・ポートフォリオ作成ワークショップ」修了 年月日(From) 2019/09/10 年月日(To) 2019/09/12 概要 教育業績記録(ティーチング・ポートフォリオ)を作成した。 1 資格・免許 2 件名 栄養士免許取得 年月日 1995/03 件名 管理栄養士登録 年月日 1995/07 1 実務経験を有する者についての特記事項(職務上の実績) 1 件名 がんの一次予防に関する教育実践活動経験について 年月日(From) 1997/04 年月日(To) 2001/03 概要 がんの一次予防に関する教育実践活動(喫煙対策、学校・地域・家庭が連携した食教育、等)、その評価研究、禁煙クリニックカウンセラー、指導者研修会の企画・運営等に携わった。 1